ファン・ボルム著、牧野美加訳、集英社、2025年、四六判並製、248頁
定価:1,980円(本体1,800円)
仕事で忙しく、人間関係を維持するのに忙しく、人生を耐え忍ぶのに忙しいわたしたちにとって、読書はいつも後回しだ。それでも本が読みたいという気持ち、読まなければという気持ちは、簡単にしぼんだりはしない。(p113)
〈店主によるコメント〉
人生は練習することができない。だからこそ著者は本を読み、他者の人生の中に入り込み、その中で生きていくための手がかりを見出そうとする。この本は、現代という時代の中で、自分の手であらゆる価値を構築していこうとする試みであり、それが社会によって妨げられようとも何度でも別の方法を模索する、方法論を越えた方法論だ。