SOLD OUT
キム・ソヨン著、奥歯翻訳委員会訳、姜信子監訳、かたばみ書房、2023年、四六判並製、232頁
定価:2,420円(本体2,200円)
心の傷もわかりあえなさも、
すべてを詩にしたとき、母を愛せるようになった――。
この世の痛みの声に耳を澄ます詩人が、
母、父、心の傷、そして回復までを綴ったエッセイ集。
奥歯を噛みしめて耐えること、奥歯を噛みしめて愛すること。
何もできなかったあのころ。それは、詩のうまれゆく時間であった。
生きることそれ自体が、詩になる。
それは特別なことではなく、あなたの人生もまた詩なのだ。
〈店主によるコメント〉
母との関係、シンボルスカとの出会い、キム・ソヨンの文章はどれも私自身の生とつながっている気がした。キム・ソヨンが奥歯を噛みしめて耐え、愛した時間が、私自身が奥歯を噛みしめて耐え、愛した時間と確かにつながっている気がした。私たちは詩でつながっている。だから大丈夫だと、まるで古い友人と会うときのようにこの本を開く。